畳表の退色の違い

天然藺草の畳表は使用していくうちに退色(日焼け)をしてきます。
畳を替えた時は大体同じ色に見えますが、退色(日焼け)していくにつれて
畳表のランクにより見た目の違いが出てきます。

当店価格表の3種類の畳表を退色(日焼け)させた写真です。
左が「なごみ」、中央が「やすらぎ」、右が「しのぎ」です。

しのぎ

経糸に綿糸を使用しています。使用するイ草の量も少なめです。
イ草は芽が早く出てきて成長が止まったイ草と最後の方に芽が出たイ草を使って織っています。
成長の止まったイ草は草が詰まって太く色も浅黒いですが、芽が出て間がないイ草は草が細くてきれいな色をしています。
退色後は成長の止まった太いイ草が黒く変色してきます。太いイ草が多いほど黒い所が目立ってきます。

Follow me!