畳の部分の名称
一枚の畳には部分によって名称があります。
畳の長い部分についている布で覆われた部分を畳縁(たたみべり)と言います。
畳の上の大部分に張り付けている部分を畳表(たたみおもて)と言います。
畳縁や畳表を縫い付ける畳の土台になる部分を畳床(たたみどこ)と言います。
お部屋に敷いてある状態の畳で説明しますと
畳の長い部分(畳縁のついている部分)で壁などに接している部分は下前(したまえ)
と言います。反対に壁などに接していない部分を上前(うわまえ)といいます。
上前(うわまえ)は畳を作るうえで基準になる大切な部分です。
畳の短い部分(畳縁が付いてない部分)で壁などに接している部分を付框(つきかまち)と言います。
反対に畳に接している部分を出合框(であいかまち)と言います。
出合框(であいかまち)も上前と同じく畳を作るうえで基準となる大切な部分です。
出合框(であいかまち)と上前が突きあたる角度は直角になります、
畳の寸法を測る際は、出合框(であいかまち)の両端から付框(つきかまち)の両端までの長さと
上前(うわまえ)の両端と真ん中から下前(したまえ)の両端と真ん中までの長さを測ります。